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30代からの起業はおすすめできる?成功させる4つのコツや注意点などを徹底解説

30代からの起業はおすすめできる?成功させる4つのコツや注意点などを徹底解説
起業と聞くと、20代のバイタリティ溢れる若者がするイメージが強いですが、30代からでも起業を試みる人は多くいます。30代から起業することで、20代で積んできた経験やスキルなどを活かすことができたり、20代よりもお金に余裕があったりなど、比較的余裕を持って企業の準備がしやすいです。

そこで本記事では、30代からの起業がおすすめできる理由や成功させるコツ、注意点を解説します。

30代からの起業がおすすめできる理由

30代からの起業がおすすめできる理由

「20代で起業するよりも遅いのではないか?」と思う人もいると思いますが、30代からの起業は、決して遅くはありません。

日本政策金融公庫が調査した「2023年度新規開業実態調査」によると、30.8%と40代に次ぐ2番目に多い数値となっています。このことから、30代から起業する人は多く、起業するのに適している年齢だということも伺えます。

また、30代で起業して成功した人も数多く存在し、以下のような人たちも、それに該当する人たちです。

  • 辻庸介氏(創業時35歳):マネーフォワード創業者
  • 山田進太郎氏(創業時36歳):メルカリ創業者

30代からの起業がおすすめできる理由は、主に以下の3つです。

  • 知識や経験が身についている
  • 起業資金の準備がしやすい
  • 落ち着いて仕事ができる

知識や経験が身についている

30代から起業することのひとつの大きな利点は、その年代ですでに多くの知識と経験が蓄積されていることです。30代になると、多くの人が専門分野での実務経験を積んでおり、特定の業界や市場に関する深い知識を持っています。

また、職業生活を通じて構築した人脈や、ビジネスの実務における経験は、大きな強みとなります。これらの経験は、ビジネスの戦略策定や市場分析、リスク管理など、起業に必要な多くの側面で価値を発揮することが可能です。

さまざまな知識や経験を活かすことができる30代は、まさに起業に適した年齢といえるでしょう。

起業資金の準備がしやすい

起業資金の準備がしやすいのも、30代からの起業がおすすめできる理由のひとつです。

30代では、一般的にキャリアが安定し始め、貯蓄を行う余裕が出てきます。そのため、20代のうちからコツコツ貯蓄をしていれば、30代である程度の資金が準備できるでしょう。

また、30代であれば多くの場合、家庭や子供の養育など、40代以降に増加する責任よりも自由度が高いため、資金を集めやすい状況にあります。

この年代では、個人の貯金はもちろん、銀行ローンや投資家からの資金調達など、起業資金を得るための多様な選択肢を探求しやすく、資金面での準備がしやすいという利点があるのです。

落ち着いて仕事ができる

30代から起業するのであれば、落ち着いて仕事ができるというのも利点です。

20代の場合、起業を検討していても本業との両立が忙しく、起業に手を出せないということも考えられます。一方で30代は、十分な社会経験やスキルなどが身につくため、若い頃の衝動性や未熟さが薄れ、より計画的で冷静なアプローチでビジネスを運営しやすいです。

また、仕事や人生経験を通じて、問題解決やストレス管理に関するスキルが向上しているため、起業の挑戦に落ち着いて対応できる状態になっています。地に足のついた考えができるのは、30代ならではのメリットともいえるでしょう。

30代からの起業を成功させる4つのコツ

30代からの起業を成功させる4つのコツ

30代からの起業を成功させるコツは、主に以下4つです。

  • 起業する目的を明確にしておく
  • これまでの人脈を活用する
  • 小規模の事業から始める
  • 起業の準備に必要以上に時間を使わない

成功させるコツをしっかりと理解しておくことで、より30代の起業に対する不安を軽減できるようになるでしょう。

起業する目的を明確にしておく

30代から起業を成功させるための重要なコツは、起業する目的をはっきりと明確にしておくことです。30代で起業する場合、具体的で明確な目的があることは、ビジネスを指針となる方向へ導くのに役立ちます。

明確な目的は、ビジネスプランの作成や資金調達、マーケティング戦略の策定など、ビジネスの各段階での意思決定を促します。自分がなぜ起業するのか、何を実現したいかを明確にすることで、失敗する確率をより下げられるでしょう。

これまでの人脈を活用する

30代で起業を成功させたいのであれば、これまでの人脈を活用することが大切です。

もちろん業種にもよりますが、30代ともなればこれまでの社会経験で出会ってきた顧客やビジネスパートナーが一定数いるため、うまく活用することでさまざまな場面で役立ちます。例えば、ビジネスのアイデアや資金調達、新しい顧客獲得、パートナーシップの構築などが該当します。

信頼できる人脈は、ビジネスの成長を促進し、潜在的な障害を乗り越えるのに役立つでしょう。

小規模の事業から始める

小規模な事業からスタートすることも、30代からの起業を成功させるコツです。

30代は事業と家庭生活が同時に進行する重要な時期であり、大きなリスクを負うよりも、小規模で管理可能なビジネスを開始することが望ましいです。

小規模で始めることにより、資金のリスクを最小限に抑えると同時に、市場の反応を評価し、ビジネスモデルを調整する機会を持てます。また、事業が成長するにつれて、段階的に拡大していくことが可能となるでしょう。

起業の準備に必要以上に時間を使わない

30代での起業成功のための重要なコツは、起業の準備に過剰な時間を費やさず、実際の行動に移すことです。

30代はエネルギーと情熱があり、新しい挑戦を開始するのに適した年齢です。しかし、過度に準備に時間を費やすと、実際のビジネス開始が遅れることがあります。

理想的な準備は重要ですが、完璧主義に陥ることなく、実際にビジネスを開始し、現場で学びながら改善を行うことが効果的です。

30代から起業する際の注意点

30代から起業する際の注意点

最後に、30代から起業する際の注意点を2つご紹介します。

  • 起業は家族の同意を得てから行う
  • 強い思いや覚悟を持って起業する

注意点を理解しておき、30代からの起業を成功できるように努めましょう。

起業は家族の同意を得てから行う

30代で起業を考える際には、家族の同意を得ることが非常に重要です。

起業は、個人だけでなく家族にも大きな影響を及ぼす可能性があります。特に30代は家族を養っている場合もあるため、子どもの将来などを考慮しながら起業することが必要です。

強い思いや覚悟を持って起業する

30代に限ったことではありませんが、強い思いや覚悟を持つことは非常に重要です。起業は大きな挑戦であり、成功には多くの障害や困難が伴います。

起業したからといって、すぐに成功するとは限らず、時には意志の力がなければ挫折してしまうでしょう。特に30代で起業する場合、すでに家庭や事業における責任が存在するため、ビジネスの成功には強い思いと覚悟が必要です。

30代でスキルなしでも起業できるおすすめの業種

30代でスキルなしでも起業できるおすすめの業種

30代でスキルなしでも起業できるおすすめの業種は、Web関連のビジネスがおすすめです。

Web関連ビジネスとは、例えばライターやデザイナーなどが挙げられます。Web関連のビジネスは、ネット環境やパソコンさえあれば誰でも始められるため、参入障壁が低い傾向があります。

専門的なスキルがなくても、スクールやコミュニティなどに参加すれば、知識やスキルを身につけることが可能です。特にWebビジネスは市場の需要が高く、柔軟な働き方が可能であり、起業家精神を持つ30代にとって魅力的な選択肢です。

まとめ

起業する人の割合は、実は20代の人よりも30代の人のほうが多くいます。20代の頃の社会経験やスキルなどを活かして起業を行うことができ、顧客獲得のハードルが20代の頃よりも低くなります。とはいえ、成功させるためには起業の目的を明確にしたりリスクヘッジをしたりするなどが大切です。

もし、起業するのに不安を感じている、何から手をつけていいかわからないなどの悩みがあれば「起業の窓口」にご相談ください。「起業の窓口」では、起業する際に必要なサポートサービスを備えており、「起業したいけど、何を始めればよいかわからない」という人におすすめです。

記事監修
中野裕哲
中野 裕哲 HIROAKI NAKANO
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP 技能士。 V-Spiritsグループ創業者。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「あの起業本」の著者。著書16冊、累計20万部超。経済産業 省後援「DREAMGATE」で11年連続相談件数日本一。
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