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融資を成功に導く事業計画書の書き方|審査のポイントをGMOアドバイザーが徹底解説

融資を成功に導く事業計画書の書き方|審査のポイントをGMOアドバイザーが徹底解説

「事業計画書、何から書けばいいのか分からず、真っ白な画面の前で止まっていませんか?」


独立・起業という人生の大きな転換点において、最初にして最大の壁となるのがこの「書類作成」です。慣れない会計用語、客観的な根拠を求められる数字の羅列、そして「もし審査に落ちたら……」という不安。真っ白な紙を前に筆が止まってしまうのは、あなたがそれだけ自分のビジネスに対して真剣に向き合っている証拠です。


しかし、安心してください。事業計画書は、あなたをふるいにかけるためのテストではありません。あなたの頭の中にあるワクワクする未来を、銀行や世の中に伝えるための「地図」なのです。


この記事では、GMOインターネットグループとして数多くの挑戦者を支えてきた「起業の窓口 byGMO」が、最新融資制度に基づいた、審査のポイントを捉えた計画書の作り方を伝授します。面倒な手続きや数字の整合性はプロに任せ、あなたは「本業でどう成功するか」という夢に集中するためのヒントを、ここでお持ち帰りください。

【この記事のまとめ】
  • 事業計画書は無担保・無保証枠が拡大した融資制度下で最重要の審査材料となり、事業の実現性を示す「信用の代わり」として評価されます。
  • 通る計画書は創業動機・市場の裏付け・収支計画の3要素で構成され、情熱とロジック、具体的な数値根拠を組み合わせることが重要です。
  • テンプレート流用や数字の不整合、見せ金などは審査落ちの原因となるため、専門家の添削や支援を活用し精度を高めることが有効です。
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1. なぜ事業計画書が「100%重要」なのか?最新の融資事情

起業を志す方にとって、今、かつてないほどの追い風が吹いています。特に、創業融資の主役である日本政策金融公庫(以下、公庫)の制度が大きく刷新されたことは、必ず押さえておくべきトピックです。

これまで多くの起業家に親しまれてきた「新創業融資制度」は終了し、現在は「新規開業・スタートアップ支援資金」へと統合・拡充されました。この変更により、起業家のハードルは大きく変化しています。

制度改定のポイント:無担保・無保証枠の拡大

最大の変化は、「無担保・無保証人」で利用できる枠が大幅に拡充されたことです。代表者の個人保証(万が一の際に個人資産で返済する義務)が原則不要となるケースが増え、失敗した際のリスクが劇的に軽減されました。

しかし、これは「誰でも簡単に借りられる」という意味ではありません。むしろその逆です。担保や保証人に頼らないということは、金融機関側からすれば事業計画書は重要な判断材料の一つであり、自己資金や経験、信用情報なども総合的に審査されることになります。

制度改定のポイント:無担保・無保証枠の拡大

事業計画書はあなたの「信用の代わり」

以前の融資では「誰が保証人か」「どんな不動産を持っているか」が重視される側面もありましたが、今の時代、あなたの信用を証明するのは一冊の「事業計画書」だけです。審査官は「この事業は本当にお金が回るのか?」という実現性を、これまで以上にシビアにチェックします。

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

制度が緩和され、個人リスクが減った今だからこそ、審査の現場では「計画の具体性」が合否を分ける決定打となっています。「とりあえず出してみよう」という曖昧な計画はすぐに見抜かれてしまいます。逆に言えば、ここさえしっかり作り込めば、以前よりも有利な条件で夢への資金を手にできるチャンスなんです。まずは、あなたの夢を「数字」と「ロジック」に翻訳する準備を始めましょう。

2. 審査官の本音を突く!「通る」計画書を構成する3つの柱

「何を書けばいいかわからない」という方は、まず計画書を3つの要素に分解して考えてみましょう。どんなに複雑なビジネスモデルでも、プロがチェックするポイントはこの「3つの柱」に集約されます。

2. 審査官の本音を突く!「通る」計画書を構成する3つの柱

① 創業動機(パッション)

審査官が最初に見るのは、「なぜあなたがこの事業をやるのか?」という熱量です。

「今の仕事が嫌だから」「なんとなく稼げそうだから」という理由では、事業が苦しい時に踏ん張れないと判断されます。

  • 原体験: なぜその業種なのか?
  • 社会性: 世の中のどんな不満を解決したいのか?
  • 覚悟: なぜ「今」なのか?

これらを、中学生が聞いても情景が浮かぶような言葉で言語化することが重要です。

② 市場の裏付け(ロジック)

「自分のサービスは最高だ」という主観を、客観的な事実に変換する作業です。

  • ターゲット: 誰の悩みを解決するのか?(ペルソナ設定)
  • 競合分析: ライバルは誰か?なぜあなとの店(サービス)が選ばれるのか?
  • 独自の強み(USP): 他社には真似できない、あなただけの武器は何か?

③ 収支計画(エビデンス)

最後は、最も重要な「数字」です。ここでは「売上100万円」と結果だけを書くのはNGです。その数字に至るまでの計算式(根拠)を明示する必要があります。

【売上予測の立て方例】

項目 計算式 合計
平日売上 客単価 5,000円 × 1日 8人 × 月 22日 880,000円
休日売上 客単価 6,000円 × 1日 12人 × 月 8日 576,000円
月間合計 1,456,000円

このように、客単価や回転数など、誰が見ても納得できる根拠を積み上げることが「信頼」に繋がります。

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

審査官は毎日、膨大な数の計画書を見ています。そこで目に留まるのは、きれいなグラフではなく「この人なら、想定外のトラブルがあっても逃げずにやり遂げてくれそうだ」という納得感です。情熱という『火』を、数字という『燃料』で燃やし続けるイメージで書いてみてくださいね。

3.【実践】公庫の「創業計画書」10項目完全攻略ガイド

公庫の指定フォーマットは全10項目。ここをどう攻略するかが勝負の分かれ目です。読者の皆さんが自力で取り組むべき「コア」な部分を中心に、書き方のコツをまとめました。

創業計画書 記入ポイント一覧表

項目 内容 記入のコツ 重要度
1. 創業の動機 なぜ始めるか 過去の経験と未来のビジョンを繋げる。 ★★★
2. 経営者の略歴 あなたは何者か 事業に関連する経験を「年数」と「成果」で示す。 ★★
3. 商品・サービス 何を売るのか 顧客が得られるメリット(ベネフィット)を書く。 ★★★
4. 取引先・関係等 誰と商売するか すでに発注見込みがあるなら具体名を出す。 ★★
5. 従業員 誰と運営するか 適切な人数配置か、人件費が過大でないか。
6.関連企業 他の経営状況 他に経営する会社がある場合、その相乗効果やリスクを記載。 ★★
7. お借入の状況 現在の債務 嘘は厳禁。隠しても必ず判明します。 ★★
8. 必要な資金と調達方法 いくら必要か 見積書に基づき、1円単位で正確に。 ★★★
9. 事業の見通し 儲かるのか 支払利息や生活費を引いても残るか確認。 ★★★
10.その他 許認可・特記 営業許可の取得状況や、他にアピールすべき補足事項。 ★★

多くの人が陥る「数字の不整合」

特に「8. 必要な資金と調達方法」の合計額と、「9. 事業の見通し」で算出される収支計画がバラバラなケースが非常に多いです。ここの数字が1円でもズレていると、「この経営者は数字に弱い(=管理能力が低い)」と見なされ、一気に信頼を失ってしまいます。

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

略歴を書くときは、単なる職歴の羅列ではなく「今の事業に役立つスキルをどう身につけたか」という視点で書いてください。例えばカフェを開くなら「営業職で培ったコミュニケーション能力と、趣味で5年通ったコーヒー教室の知識」といった掛け合わせが、あなた独自の強力な武器になります。

4. 準備不足が招く!事業計画書作成の「落とし穴」

ここで、独力で進める起業家が陥りやすい「不都合な真実」についても触れておかなければなりません。

① テンプレートの丸写しは「即不採用」

ネットには優れたテンプレートが溢れていますが、それをそのままコピペするのは大変危険です。審査官は「テンプレートの回答」を何百回も見ています。平均的な数字を並べただけの計画書からは、あなたのビジネスへの情熱やリアリティが伝わりません。テンプレートはあくまで骨組み。肉付けは必ず自分の言葉で行いましょう。

② メガバンクへの「無策」な突撃

創業したての会社が、十分な準備なしにメガバンクの窓口へ行っても、法人口座の開設すら断られることが少なくありません。メガバンクにはメガバンクの審査基準(非常に高いハードル)があります。最初からスタートアップに理解のあるネット銀行や、公庫との連携を視野に入れた戦略が必要です。

③ 自己資金の「見せ金」疑惑

「通帳に一時的に大金を入れて、自己資金が多く見えるようにする」といった小手先のテクニックは、現在の審査では通用しません。半年〜1年分の通帳の履歴をチェックされ、コツコツと貯めてきたプロセスが見られます。

③ 自己資金の「見せ金」疑惑

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

自分で計算していると、どうしても「希望的観測」が混ざってしまいます。「これくらい売れるはずだ」という願望を「これだけの根拠があるから、この数字になる」という確信に変える必要があります。身近な人に「この金額で生活できると思う?」と見せて、厳しいツッコミをもらうのも一つの手ですが、やはり最短で正解に辿り着くには、融資の裏側を知るプロの視点が不可欠です。

5. 事業計画書作成前の「セルフチェックリスト」

計画書を書き始める前に、以下の準備が整っているか確認してみましょう。

  • 経験の棚卸し: 創業する業種で、少なくとも3年以上の経験があるか?(ない場合は、それを補う強みを言語化できているか?)
  • 見積書の入手: 店舗を借りるなら不動産屋、機材を買うならメーカーから、具体的な見積書を取っているか?
  • 家族の同意: 起業は家族の生活にも関わります。十分な理解を得られているか?
  • 協力者の確保: 困ったときに相談できる専門家や、事務を任せられるインフラを知っているか?

6. 計画書を「成功」へ変える、GMO流の最短ルート

6. 計画書を「成功」へ変える、GMO流の最短ルート

事業計画書を書き上げることは、ゴールではなくスタートです。その計画を現実の「資金」と「ビジネス環境」に変えるために、私たちGMOインターネットグループが用意した最短ルートをご紹介します。

V-Spiritsによる「通る」計画書へのブラッシュアップ

私たちの提携パートナーである専門家集団「V-Spirits」は、年間数百件もの起業支援、融資サポートを行っています。

  • 一人で悩まない: あなたが書いた原案をもとに、融資担当者の心に刺さる言葉へ、そして論理的な数字へとプロが磨き上げます。
  • 採択率の追求: 融資制度を知り尽くしたプロの添削が入ることで、自力で申請するよりも審査の通過率を高められる可能性があります。

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

「全部自分でやらなきゃ」と気負いすぎないでください。一流の経営者ほど、苦手な分野はプロに任せ、自分は『稼ぐ仕組み』を考えることに時間を使っています。面倒な数字のパズルや銀行との交渉はプロに任せて、あなたは夢の実現にその情熱を注いでください。

まとめ|「最高の計画書」は、あなたの第一歩から始まる

最後に、この記事の大切なポイントを振り返ります。

  1. 新制度を味方につける: 無担保・無保証枠が拡大した今こそ、質の高い計画書が最大の武器になる。
  2. 「熱量」と「数字」を両立させる: 審査官を動かすのは、あなたの原体験と、それを裏付ける具体的な根拠。
  3. テンプレート依存からの脱却: 自分の言葉で語り、独自の強みを明確にする。

起業は、孤独で不安な道のりかもしれません。でも、あなたは一人ではありません。

事業計画書の作成で手が止まってしまったら、いつでも私たちの無料相談を利用してください。

「面倒な手続きはプロとGMOに任せて、あなたはあなたの夢(本業)に集中してください。」

それが、私たち「起業の窓口 byGMO」の願いであり、約束です。

まずは、あなたの想いを私たちに聞かせていただくことから始めませんか?その一歩が、あなたの未来を大きく変えるはずです。

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記事監修
 起業の窓口 編集部
「起業の窓口」編集部は、GMOインターネットグループが運営する起業支援メディア「起業の窓口」にて、起業家やこれから起業を目指す方々に向けて、有益で信頼性の高い情報を提供する専門チームです。会社設立、資金調達、補助金・助成金、税務・法務、マーケティング、IT活用など、起業にまつわる幅広いテーマを網羅し、実務に役立つノウハウや最新トレンドをわかりやすくお届けしています。

  • ※本記事は、起業の窓口編集部が専門家の監修または独自調査(アンケート)に基づいて制作したものです。
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