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派遣社員の副業は問題ない?注意点やおすすめの仕事を詳しく紹介!

派遣社員の副業は問題ない?注意点やおすすめの仕事を詳しく紹介!

派遣社員として働きながら副業を始めたいと考える方は多いでしょう。

しかし、派遣社員の本業を続けながら副業を成功させるためには、注意すべきポイントや自分に合った仕事の選び方を理解することが重要です。

この記事では、副業に関する法律や規則、注意点を踏まえたうえで、派遣社員におすすめの副業やよくある疑問について詳しく解説します。

副業を検討している派遣社員の方は、ぜひ参考にしてください。

【この記事のまとめ】
  • 派遣社員が副業を行うことは法律上問題ありませんが、派遣会社の就業規則で禁止されている場合は認められないため、事前に規則や契約内容を確認することが重要です。
  • 副業を始める際には、就業規則の遵守、確定申告の手続き、体調管理、本業への影響を最小限に抑えることが求められます。
  • 派遣社員におすすめの副業は、在宅ワークや単発の仕事、隙間時間を活用できる仕事など、自分のライフスタイルに合ったものです。

2024年11月1日より、フリーランス保護法が施行されます。

組織に所属せずに働くフリーランスが安心して働ける環境を整備するために、フリーランスと企業などとの発注事業者間の取引の適正化(契約書等により取引条件を明示する)が主な目的です。

詳しくは次の記事をご覧ください。フリーランス保護法の概要、制定された背景や具体的な内容などを解説しています。

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派遣社員の副業は法律上は可能

派遣社員の副業は法律上は可能

派遣社員として働きながら副業を行うことは、法律上問題ありません。

ただし、実際に副業を始める際には、法律だけでなく、就業規則や労働契約の内容も確認する必要があります。

ここでは、派遣社員が副業を行う際に知っておくべき法律や規則について詳しく解説します。

労働基準法でも禁止されていない

労働基準法には、派遣社員が副業を禁止する規定が存在しないため、原則として自由に副業を行うことができます。

労働時間外の時間をどのように使うかは基本的に労働者自身の裁量に委ねられています

ただし、本業と副業の労働時間が合計で法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超える場合は、割増賃金の支払い義務が発生する可能性があるため、労働契約先との調整が必要になる場合があります。

また、副業が本業に悪影響を及ぼす場合や競業避止義務に違反する場合は、隠れて副業をしているとトラブルになる可能性もあります。

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就業規則で禁止されている場合は不可

派遣社員が副業を行う際、法律上は問題ありませんが、所属する派遣会社の就業規則で副業が禁止されている場合は認められません。

派遣社員が従うべき就業規則は、派遣先企業ではなく雇用元である派遣会社のものです。副業を始める前に、派遣会社の就業規則を確認しましょう。

就業規則で副業が制限される理由としては、競業避止義務や情報漏洩防止、過労による本業への支障防止などが挙げられます。

また、許可なく他の業務に従事しないといった規定が含まれるケースもあります。これに違反した場合は、懲戒処分を受ける可能性があります。

副業を検討する際には、契約時に交付された労働条件通知書や雇用契約書も併せて確認し、不明点があれば派遣会社の担当者に相談すると良いでしょう。

派遣社員が副業をする際の注意点

派遣社員が副業をする際の注意点

派遣社員が副業を始める際は、法律や規則に基づいた適切な対応だけでなく、健康や本業への影響にも十分配慮する必要があります。

ここでは、副業を行う際に押さえておきたい具体的なポイントについて解説します。

必ず就業規則を遵守する

派遣社員が副業を始める際は、所属する派遣会社の就業規則を必ず確認することが重要です。

法律上は副業が認められていても、派遣会社の規則で禁止されている場合は原則として副業を行うことはできません。

特に競業避止義務や情報漏洩防止を目的とした規定がある場合は、違反すると懲戒処分の対象になる可能性があります。

また、副業が認められている場合でも、会社の規則に則り許可などを得ましょう。

就業規則だけでなく、労働条件通知書や雇用契約書にも副業に関する条項が記載されていることがあるため、これらも確認しておきましょう。

不明点があれば担当者に相談し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。

確定申告を忘れない

派遣社員が副業を行う場合、確定申告が必要になるケースがあります。副業による所得金額が年間20万円を超える場合(副業が給与の場合は年収20万円)は、所得税の確定申告が義務付けられています。

所得とは、収入から必要経費を差し引いた金額で、アルバイトやフリーランスや業務委託としての仕事で得た収入が該当することが多いです。

確定申告は毎年2月16日から3月15日までの期間に行います。必要な書類として、源泉徴収票や経費の領収書などを事前に準備しておくとスムーズです。

税金の還付を受けられる場合もあるため、忘れずに対応しましょう。

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体調管理の徹底

派遣社員が副業を行う際、体調管理は最優先事項です。本業と副業を両立することで労働時間が増え、疲労が蓄積しやすくなります。

特に睡眠不足や食事の偏りは、体調不良の原因となり、本業にも悪影響を及ぼしかねません。そのため、十分な睡眠時間を確保し、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

また、副業のスケジュールを詰め込みすぎると休息時間が減り、ストレスが増加する恐れがあります。疲れていると感じた場合は無理をせず、副業を一時的に休む選択肢も検討しましょう。

健康を維持することで、本業と副業の双方で安定したパフォーマンスを発揮できるようになります。自分の体力や限界を見極めながら、無理のない働き方を心がけましょう。

本業を疎かにしない

派遣社員が副業を行う際、本業への影響を与えないことが大切です。本業は収入の基盤であり、契約上の義務を果たすことが最優先です。

副業に集中しすぎて本業の勤務態度や成果が低下すると、派遣先企業や派遣会社元からの信頼を失い、契約更新が難しくなる可能性があります。

副業を始める際には、本業の勤務時間やスケジュールを優先し、無理のない範囲で副業を計画することが大切です。

また、副業による疲労が本業に影響しないよう、適切な休息を取りながら働きましょう。本業と副業のバランスを保つことで、安定した収入とキャリアの両立が可能になります。

派遣社員の副業におすすめの仕事

派遣社員の副業におすすめの仕事

派遣社員が副業を始める際には、自分のライフスタイルやスケジュールに合った仕事を選ぶことが重要です。ここでは、派遣社員におすすめの副業について詳しく解説します。

在宅可能な仕事

派遣社員が副業を検討する際、在宅でできる仕事は非常に人気があります。

自宅で作業が完結するため、通勤時間を削減できるだけでなく、自分のペースで働ける点が魅力です。具体的には、以下のような仕事が挙げられます。

  • データ入力
  • 文字起こし
  • Webライター
  • 動画編集

これらの仕事は、特別な資格がなくても始めやすく、スキル次第で報酬を増やすことも可能です。他にも、オンライン講師やスキルシェアといった専門知識を活かした仕事もおすすめです。

本業で培ったスキルを活用できるため、効率的に収入を得られるだけでなく、キャリアアップにもつながります。

在宅ワークは柔軟性が高い一方で、自己管理能力が求められるため、スケジュールをしっかり立てて取り組むことが成功の鍵となります。

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単発の仕事

単発の仕事は、空き時間を有効活用できる柔軟な働き方ができるため、派遣社員が副業として選ぶのにおすすめです。

具体的には、以下のような仕事が挙げられます。

  • イベントスタッフ
  • 試験監督
  • 軽作業

単発の仕事にはさまざまな種類があり、特別なスキルがなくても始めやすいのが特徴です。1日から数日間と短期間で完結するため、本業のスケジュールに合わせて調整しやすい点が魅力です。

また、単発の仕事は人間関係に縛られにくく、気軽に新しい職場環境を体験できるメリットもあります。日払いや週払いの求人も多く、急な出費にも対応しやすい点がポイントです。

ただし、短期間で終わる仕事だからこそ、事前に仕事内容や勤務条件をしっかり確認し、自分に合った案件を選ぶことが重要です。

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早朝や深夜などの隙間時間を使える仕事

派遣社員が早朝や深夜の隙間時間を活用して副業をする場合は、短時間で効率よく稼げる仕事がおすすめです。具体的には、以下のような仕事が挙げられます。

  • コンビニやスーパーの品出し
  • 清掃作業
  • 新聞配達
  • 食品工場での仕分け作業

これらの仕事は深夜割増賃金が適用される場合が多く、短時間でも高収入を得られる点が魅力です。

また、早朝や深夜は比較的静かな環境で作業できるケースが多く、接客が少ない職種も多いため、人と関わることが苦手な方にも向いています。

これらの時間帯は本業に影響を与えにくいため、スケジュール調整もしやすいです。

ただし、不規則な勤務時間が体調に影響を与える可能性もあるため、自身の健康状態を考慮しながら無理のない範囲で働くことが大切です。

【Q&A】派遣社員の副業に関するよくある疑問

【Q&A】派遣社員の副業に関するよくある疑問

派遣社員が副業を始める際には、法律や規則、働き方などについてさまざまな疑問が生じることがあります。

ここでは、派遣社員が副業を行う際によくある疑問を解説します。

Q.派遣社員の副業で、確定申告が必要になる条件は?

派遣社員が副業を行う場合、副業の収入から必要経費を差し引いた所得金額が年間20万円を超えると確定申告が必要です。

副業所得金額が20万円以下の場合は確定申告の義務はありませんが、住民税の申告は必要です。

また、医療費控除やふるさと納税などの控除を受けたい場合には、所得額に関わらず確定申告をすると良いでしょう。

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Q.派遣社員が副業するメリットは?

派遣社員が副業をするメリットには、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 収入を増やせる
  • スキルアップ
  • 人脈を広げられる

最大のメリットは、収入を増やせる点です。本業の収入に加え、副業で得た収入を生活費や趣味、貯蓄に充てることで、経済的な余裕が生まれます。

また、隙間時間を有効活用できるため、効率的に収入を増やすことが可能です。

さらに、副業はスキルアップの機会にもつながります。本業では活かせていないスキルを活用したり、新しいスキルを習得したりすることで、視野が広がりキャリアアップの可能性も高まります。

副業で得た経験やスキルが本業に役立つこともあり、結果として本業での評価向上につながるケースもあります。

副業を通じて新しい人脈を築ける点も魅力です。異なる環境で働くことで、新たな知識や経験を得られるだけでなく、自分の可能性を広げるきっかけにもなるでしょう。

Q.派遣社員が副業するデメリットは?

派遣社員が副業を行う場合、以下のようなデメリットが考えられます。

  • 疲労やストレスの蓄積
  • 税金負担が増える可能性
  • 就業規則に違反する可能性

最大のデメリットは、本業と副業を両立させることで労働時間が長くなり、疲労やストレスが蓄積しやすくなる点です。

これにより体調を崩したり、本業のパフォーマンスが低下したりするリスクがあります。

また、副業で得た収入に対する税金の負担も増える可能性があります。確定申告や住民税の申告が必要になる場合、怠るとペナルティを受けるリスクもあるため適切な管理が求められます。

さらに、副業の内容によっては派遣会社の就業規則に違反する可能性があり、最悪の場合、契約解除や懲戒処分を受けることもあります。本業に影響を与えない範囲で副業を行うことが重要です。

慎重に計画を立て、無理のない働き方を心掛けることがデメリットを軽減するポイントです。

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出典:FREENANCE

派遣社員が副業を行うことは法律上問題ありませんが、就業規則の確認や本業への影響を考慮する必要があります。

副業には収入増加やスキルアップなどのメリットがある一方で、疲労や税金負担、規則違反のリスクも伴います。

在宅勤務や単発の仕事、隙間時間を活用した仕事など、自分のライフスタイルに合った副業を選ぶことが重要です。

また、確定申告や住民税の申告、体調管理を徹底し、本業とのバランスを保つことで、副業を成功させられるでしょう。

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記事監修
中野裕哲
中野 裕哲 HIROAKI NAKANO
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP 技能士。 V-Spiritsグループ創業者。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「あの起業本」の著者。著書16冊、累計20万部超。経済産業 省後援「DREAMGATE」で11年連続相談件数日本一。
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