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FXは副業になる?メリット・デメリットや始めるための手順・注意点を解説!

FXは副業になる?メリット・デメリットや始めるための手順・注意点を解説!

FXは資産運用の一つであるため、副業禁止の職場でも挑戦可能です。

ただし、FXにはメリット・デメリットがあり、特にリスクについては正確に理解する必要があります。

この記事では、FXは副業になるか、副業としてFXをするメリット、デメリット、始める手順、注意点について詳しく解説します。

FXが副業になるか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事のまとめ】
  • FXは資産運用の性質を持つ、副業禁止の職場でも挑戦できる
  • 副業としてFXをする際はメリット・デメリットの両方を知っておきたい
  • 確定申告を行う、勤務先の承諾を得る、投資金額を管理する、熱中しすぎないなどの注意点を守ることが重要となる


FXは副業になる?

FXは副業になる?

FXは、資産運用の一つであり、副業としても挑戦できます。

ここでは、FXの副業について詳しく解説します。

そもそもFXとは?

FXとは、Foreign eXchangeを略した言葉で外国為替証拠金取引を表す金融商品です。

わかりやすく説明すると、2種類の通貨ペアを交換することで差益を稼ぐ金融商品といえます。

世界には日本の円やアメリカのドル、ヨーロッパのユーロなどの通貨が流通しており、お互いの交換比率は常に変動しています。

例えば、アメリカドルと日本円を交換する場合、現在の為替相場を見ると1ドルは約145〜155円前後です。

ドルに対する円の価値というのは常に変動しており、ヨーロッパユーロも同様です。

このように、通貨ペアを交換することで差益を稼ぐ手段がFXとなります。

FXは資産運用

FXは資産運用であるため、副業の扱いにはなりません。

もちろん、お金を稼ぐという点ではFXも副業といえますが、交換比率や為替相場によって発生する通貨同士の差益で稼ぐ金融商品となるため、厳密には資産運用となります

FXは副業として始められるものの、他の仕事のように労働の対価として給与が発生するわけではないからこそ、資産運用として取り組んだ方が健全といえます。

今後FXに挑戦したい人は、副業としてはもちろん資産運用としての一面もあることを頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

FXは資産運用の側面を持つため、副業禁止の職場の人でも挑戦できます。資産運用はOKで副業はNGとされている職場の場合は、FXを検討してみると良いでしょう。

副業の定義については、以下の記事で詳しく解説しているため、あわせてお読みください。

副業とは?定義はどこから?注意点やはじめやすい副業を解説

副業としてFXをするメリット

副業としてFXをするメリット

FXを副業として本格的に始める際、メリットを知っておくと安心です。

ここでは、副業としてFXをするメリットについて詳しく解説します。

忙しくても24時間取引できる

FXは、忙しくても24時間取引できるのがメリットです。

朝晩の移動時間に取引したり、昼の休憩時間に取引したりと、ライフスタイルに合わせて柔軟に取引できるため、忙しい人でも挑戦しやすい資産運用といえます。

メンテナンスが入る時間帯は一時的に取引ができなくなりますが、ほぼ24時間取引できるため、忙しい人でも始めやすいのではないでしょうか。

インターネット環境さえあれば、スマホ・タブレット・パソコンなど複数のデバイスから取引できるのもメリットといえるでしょう。

国際情勢や世界経済に敏感になる

国際情勢や世界経済に敏感になるのも、FXのメリットといえるでしょう。

日本の通貨だけでなくアメリカやヨーロッパの通貨がどのように変動するか常に考えなくてはならないため、必然的に国際情勢や世界経済の動向に詳しくなります。

何が影響を与えるかは状況によって変わりますが、市場の動きや投資家の動きなど、海外での出来事が反映されることも珍しくありません。

外国の事情を知らずともFXはできますが、安定して稼ぎたい人は継続的な勉強が必須です。

収入の柱を複数に分散させられる

収入の柱を複数に分散させられるのも、FXのメリットではないでしょうか。

昔は一つの職場に40年勤めて定年退職し、リタイア後は退職金と年金で生活するのがスタンダードでしたが、今は副業をして複数の収入源を持ち、自ら資産運用して生活する時代です。

収入源が一つの場合、経営破綻によって突然路頭に迷う可能性があるため、複数の収入源を確保しておくことが望ましいです。

FXで稼げるようになると本業とは別に副業としての柱ができるため、急に職を失っても柔軟に対応できます。

少額から高額まで設定できる

FXは、少額から高額まで設定できるのもメリットです。

FXには手持ちの資金だけで行う方法とレバレッジをかけた資金で行う方法の2種類があり、利用するFX業者によっては少額でも高額でも始められます。

レバレッジとは、投資する証拠金以上の金額を動かせる制度のことです。

国内では最大で証拠金の25倍までレバレッジをかけられるため、手元に1万円あれば25万円まで動かせる計算となります。

動かせる金額が少ないほど差益は小さく、大きいほど差益は大きくなるのがFXの性質であるため、よりお金を稼ぎたい人はレバレッジをご活用ください。

副業禁止の職場でできる

FXは、副業禁止の職場でできるのもメリットといえます。

本業とは別でお金を稼ぐことを副業とするならFXも副業に含まれますが、あくまで資産運用の性質を持つ金融商品であるため、公務員など法律で副業が禁じられている人も可能です。

各公務員法で禁止されているのは、主に以下の二つです。

  • 営利目的で事業を行うこと
  • 給料をもらって本業以外の仕事をすること

FXは以上の禁止事項どちらにも該当しません。

副業としてFXをするデメリット

副業としてFXをするデメリット

FXを副業として本格的に始める際、デメリットには注意が必要です。

ここでは、副業としてFXをするデメリットについて詳しく解説します。

損益は自己責任となる

FXは、損益は自己責任となるのがデメリットです。

あくまでも投資となるため、利益が発生することもあれば損失が発生することもあります。

投資した金額が何倍にもなる可能性がある一方、損失が伴う可能性があるのもFXの特徴といえるでしょう。

最近では手数料無料で始められるなど良心的なFX業者もありますが、損益に関しては完全な自己責任となることを忘れてはなりません。

通貨に流動性がある

FXは、通貨に流動性があるのもデメリットといえます。

通貨ペアは日本円アメリカドル、日本円ヨーロッパユーロなど多種多様で、メジャーな通貨からマイナーな通貨まで選ぶことが可能です。

反面、通貨の価値は常に上下しており、予想だにしない乱高下を見せることもあるでしょう。

価値が安定している通貨ペアは無風のように稼げるチャンスが少ない一方で、比較的安全です。逆に価値が不安定な通貨ペアは乱気流のように稼げるチャンスが多い反面危険も伴います。

どの通貨ペアを選ぶかによって戦略が大幅に変わるため、冷静な視点が必要となります。

本業に支障をきたす

本業に支障をきたすことがあるのも、FXのデメリットといえるでしょう。

FXはギャンブル性のある投資となるため、大金を稼いだり失ったりを繰り返すことで精神状態に影響が出る可能性があります。

勝っている間は上機嫌でも、負けている間は何もできなくなるなど、資金面よりも精神面に与える影響の方が甚大です。

FXに挑戦したい人は生活資金で行うのではなく、余剰資金で行うようにしてください。

もしくは予算を決めて投資するなど、徹底した自己コントロールを心がけましょう。

FXで副業を始める手順

FXで副業を始める手順

FXで副業を始めるには、いくつかの手順が必要です。

ここでは、FXで副業を始める手順について詳しく解説します。

FX業者を選ぶ

FXを始めるには、まずFX業者を選ぶところから始めなくてはいけません。

FX業者は国内だけでも何十社とあります。海外のものを含めると数十〜数百のFX業者があるため、どこで口座を開設するのか先に決めておくと安心です。

調べれば調べるほどどのFX業者が良いのかわからなくなってくる場合もあるため、ある程度絞ってからメリット・デメリットを比較して判断するのが良いでしょう。

口座を開設する

FX業者を選んだら、口座を開設します。

口座の開設には、以下のようなものうちいずれかまたは複数必要です。

  • 印鑑登録証明書
  • 在留カード
  • 運転経歴証明書
  • 運転免許証
  • 住民票の写し
  • 特別永住者証明書
  • パスポート
  • マイナンバーカード

ほとんどのFX業者では、身分証明書として以上のものが求められます。加えて、本人確認書類とは別途でマイナンバーの提示が求められるため、注意が必要です。

大抵は運転免許証とマイナンバーカードがあれば口座開設はできるため、登録の際にまとめておくと良いでしょう。

必要なものを揃えたら、所定の申込フォームに個人情報をご入力ください。

口座に入金する

口座を開設したら、口座に入金します。

口座の入金には制限がないため、数千円で様子見をするのも良いですし、数万円で余裕を持っておくのも良いです。

初心者はレバレッジをかけず、かけたとしても1〜5倍までが良いでしょう。

いきなり25倍までかけると、失敗した際に大打撃となります。投資である以上、FXは常にリスクがあるため、冷静な判断が必要不可欠です。

取引する通貨ペアを選ぶ

口座に入金したら、取引する通貨ペアを選びます。

通貨ペアは必ずしも日本円と外国通貨である必要はなく、アメリカのドルやヨーロッパのユーロをはじめ、様々な通貨ペアから選べます

メジャーな通貨ペアでの手堅い投資や、マイナーな通貨ペアでの挑戦、もしくは完全な好みで選んでも構いません。

注文して決済を行う

FX取引では注文して決済することで、初めて損益が確定します。

利益が発生している場合も損失が発生している場合も、FXでは決済を行うタイミングが重要とされるため、注文のタイミングについては確認しておくと安心です。

FXでの副業の注意点

FXでの副業の注意点

FXでは、いくつかの点で注意が必要です。

ここでは、FXでの副業の注意点について詳しく解説します。

確定申告を行う

FXで発生した利益も所得に含まれるため、状況によっては確定申告が必要となります。

確定申告は状況によって必要となる場面が変わるため、注意が必要となるでしょう。

  • FXの利益が20万円超から確定申告が必要な場合
    ⇒年金収入400万円以下で、国内で源泉徴収が行われている場合
    ⇒年収2,000万円以下で、職場で年末調整が行われている場合
  • FXの利益が48万円超から確定申告が必要な場合
    ⇒他に所得がなく、控除も基礎控除のみの人

確定申告が必要にもかかわらず期間内に手続きを行わなかった場合、脱税になってしまうため、確定申告が必要な利益を得たか確認しておくと安心です。

副業の確定申告については、以下の記事で詳しく解説しているため、あわせてご覧ください。

副業は確定申告が必要?しないとどうなる?手順や注意点を解説

資金管理を徹底する

FXを始める場合、資金管理を徹底する必要があります。

投資金額を明確にせず適当に入金すると、どれくらいのお金を投資したのかわからなくなりやすいため、FX口座とは別の場所で記録すべきです。

手帳やメモ、データなど、FXの情報を記録するものがあると良いでしょう。

社内規定を確認する

FXを始める場合、社内規定の確認も必要です。

FXは資産運用と同等の扱いで副業禁止の職場でも始められますが、社内規定により独自に禁止されている場合もあるため、前もって社内規定を確認します。

正社員でも契約社員でも、勤め先の社内規定を確認してから始めるのが良いでしょう。

まとめ

FXは資産運用の一環とされるため、基本的には副業禁止の職場でも始められます。

公務員など法律によって副業が禁じられている職業でも、FXは可能です。

しかし、勤め先によっては独自の社内規定により、副業のみならずFXも制限されている場合も考えられるため、一度職場の人に確認してから始めると良いでしょう。

なお、FXで安定して稼げるようになった場合は、起業する選択肢もあります。起業することで稼いだお金を元に事業を行うことができます。事業を通してより利益を上げていくことができるかもしれません。

起業には何かと制約がつきものであるため、新規ビジネスの立ち上げや拡大をサポートしている起業の窓口に一度ご相談ください。

当社では起業の窓口マガジンなど、ビジネスマンに役立つ情報も発信しているため、あわせてご覧ください。

記事監修
中野裕哲
中野 裕哲 HIROAKI NAKANO
起業コンサルタント(R)、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、サーティファイドファイナンシャルプランナー・CFP(R)、1 級FP 技能士。 V-Spiritsグループ創業者。東京池袋を本拠に全国の起業家・経営者さんを応援!「あの起業本」の著者。著書16冊、累計20万部超。経済産業 省後援「DREAMGATE」で11年連続相談件数日本一。
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  • ※本記事は、起業の窓口編集部が専門家の監修のもとに制作したものです。
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