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【株式会社デジライズ】誰にもない武器を握り、生成AIの普及率8割の未来を切り開く

【株式会社デジライズ】誰にもない武器を握り、生成AIの普及率8割の未来を切り開く
INDEX
  1. 茶圓将裕さんのご経歴
  2. 「起業しないと損」という感情が芽生えた学生時代
  3. ー起業に興味を持ち始めたきっかけをお聞かせください
  4. ー高校卒業後、どのような進路を選ばれたのでしょうか?
  5. ー起業したタイミングについてお聞かせください。
  6. ーAIビジネス市場で挑戦しようと決めた理由をお聞かせください。
  7. 初めての起業なら、自分で学んで泥臭く売上をつくる覚悟が必要
  8. ー起業に向けて、乗り越えなければならないハードルとは何でしょうか?
  9. ー資金調達で苦労したことはありますか?
  10. ー起業前に向けた準備で大切なものとは何でしょうか?
  11. 生成AIの開発だけではなく、活用までのラストワンマイルを埋めたい
  12. ー株式会社デジライズが掲げるミッションをお聞かせください。
  13. ー日本で生成AIの普及率を高めるために、必要な要素とは何でしょうか?
  14. 生成AIの技術で実現する、より多くの人に届けられる研修
  15. ー御社のサービス「法人リスキリング」を開発した背景を教えてください。
  16. ー競争が激しいAIビジネスにおいて、競合優位性はどの要素にあるとお考えでしょうか?
  17. 若いうちに起業するなら、大人に対して素直であることが大切
  18. ー経営者として会社を成長させるうえで、大切なマインドとは何でしょうか?
  19. ー経営者として活動するにあたって、影響を受けた言葉はありますか?
  20. ー株式会社デジライズとご自身の将来ビジョンをお聞かせください。
  21. まずは登記すること。そして、誰にもない武器を持つこと
  22. ー起業に向けて必要な心構えを教えてください。
  23. プロフィール
  24. 起業を決意したら「起業の窓口 byGMO」を活用しよう

法人向けAI研修とChatGPTをかけ合わせたソリューションを提供する、株式会社デジライズの経営者、茶圓将裕さん。

茶圓さんは、大学時代にオーストラリアとアメリカ留学を経験した後、人事評価制度コンサル企業の上海支社立ち上げに参画。その後、上海にて動画求人サイトを事業とした会社を立ち上げました。

日本へ帰国後、自身が持つ人事領域の経験、SNS運用のノウハウを活かし、人材採用・集客支援を事業とした株式会社TALMOODを創業。そして、2023年7月には株式会社デジライズを創業し、法人向けAIツールの開発・提供、運用に向けた研修までワンストップで支援する「法人リスキリング」をリリースしました。

AIスペシャリストとして新時代を切り開く茶圓さんに、起業までの道のりや経営者として大切にしているマインドなどをお聞きしました。

茶圓将裕さんのご経歴

  • 同志社大学へ入学、3年生で中退。在学中にオーストラリアとアメリカ留学を経験
  • 人事評価制度コンサル企業「あしたのチーム」の上海支店立ち上げに参画
  • 上海にて動画求人サイトの事業で起業
  • 2021年8月16日:Twitterコンサルティング事業や営業支援事業を行う「株式会社TALMOOD(タルムード)」を創業
  • 2023年5月5日:スペインで創業した「食べて稼ぐ」Web3アプリ EatnSmileを世界同時リリース(参考:https://forbesjapan.com/articles/detail/62571
  • 2023年7月7日:AIツール開発・販売、補助金申請などを行う「株式会社デジライズ」を創業

「起業しないと損」という感情が芽生えた学生時代

ー起業に興味を持ち始めたきっかけをお聞かせください

私は現在、株式会社デジライズという会社を経営しています。AI研修や企業向けのChatGPTのツール販売、AIシステムの開発などを主な事業として活動しています。

起業に興味を持ち始めたのは、高校2年生の頃です。

祖父はかつて流し台のシンクを作る会社を経営していて、私が子供の頃に父が会社を継ぐ形になりました。4歳頃までは比較的裕福な家庭でしたが、父が会社を継いでから倒産してしまったんです。当時、まあまあな豪邸に住んでいたんですが、汚い工場の2階にある2部屋へ移ることになり、家族5人で暮らす生活が始まりました。

高校2年生になってから、父が自己破産していたことに初めて気づきました。そのとき、私は「ラッキー!」と思ったんです。というのも、起業しても子ども3人にバレずに生活できてましたし、大学にも行けましたから。起業に対するリスクを感じられなかったんです。

子どもの頃から身近なところに起業というものがありましたし、「これは起業しないと損だな」という感情が芽生えました。
さらに起業に興味を持つようになったのは、インターン先で何冊か本を読んだときですね。イーロン・マスクやシリコンバレー系の海外の起業家に対して憧れを持つようになり、将来的に起業したいという意志が固まりました。

ー高校卒業後、どのような進路を選ばれたのでしょうか?

高校卒業後、同志社大学へ進学しました。2年生になってからオーストラリアとアメリカに1年間留学し、その後、上海にも留学しました。

大学3年生の頃はほとんど学校へ行かず、インターンシップに参加していました。初めて参加したインターンシップは、関西の長期インターンで最も実績のある「未来電子テクノロジー」でした。WEB制作やSEO記事代行などを事業としている会社で、初めて本当のビジネスに触れることができました。

どのような進路を選ばれたのでしょうか?

ところが、漫画しか読めなかった自分は、そこで拒否反応が起こってしまったんです。それでも、インターン課題として8冊くらい活字の本を読んだところ、「意外と面白いじゃん!」と思い、そこからハマっていきました。

メディアに関する業務以外では、TOEICの点数を上げるためのプロジェクトや、インターン生を派遣する人材紹介などに携わりました。大学は結局中退してしまったんですが、インターンシップで幅広い業務の経験を得られました。

ー起業したタイミングについてお聞かせください。

人事評価コンサルティングを提供する「あしたのチーム」という会社のインターンシップに参加していたとき、上海支店を立ち上げるプロジェクトがあったので直談判して参画させていただきました。その後、初めての起業を経験しました。

上海で1年間ほど活動したタイミングで撤退する話になり、そこで「本社で働いてほしい」と言われましたが、上海に残りたいという意志を伝えたんです。

当時、上海で同じプロジェクトに参加していたメンバーが3名ほどいたんですが、そのなかに人材紹介の知見を持っている人がいました。私自身も人事領域の仕事をしていて、人事評価制度を作ることができたんです。ですから、メンバー各々が持っているスキルを活かして、上海で起業することを決意しました。

起業前からビジネスモデルが明確に決まっていたわけではなくて、上海に残りたくて起業したんです。上海でビッグになりたかったんですよね(笑)

ーAIビジネス市場で挑戦しようと決めた理由をお聞かせください。

上海で1度目の共同創業をしましたが、新型コロナの影響もあって諦めて日本に戻ることになりました。そこから2度、3度と共同創業をしたんですが、メンバー各々のスキルが足りず、ビジネスの成功には至りませんでした。

その後、私一人でSNSの運用代行や営業代行を始めました。もともとテクノロジーの領域が好きで、学生時代に茶圓コインをブロックチェーン上に作って友達に無償配布したこともありました。

そして、忘れもしない2022年11月30日、ChatGPTが公開されました。実際に触れてみたとき、「これはやばい!世界が変わるな!」と確信したんです。

これはやばい!世界が変わるな!

私のX(旧Twitter)アカウントで、ChatGPTの使い方に関する情報発信を始めたんですが、気づいたらフォロワーがめちゃくちゃ増えていたんです。私自身もChatGPTに関する知識をかなり深められましたし、生成AIを活用した事業をさらに発展させることができました。

そして、2023年7月7日にAIツール開発・運営と研修をセットにしたサービスを提供する「株式会社デジライズ」を創業しました。

初めての起業なら、自分で学んで泥臭く売上をつくる覚悟が必要

ー起業に向けて、乗り越えなければならないハードルとは何でしょうか?

起業には種類が沢山あって、何を目指すかによってやり方も異なります。

今は起業をワンストップで支援してもらえるサービスもありますし、あまり難しく考える必要はないです。たとえば、GMOさんの「起業の窓口」がそれに該当しますね!起業に関する情報を一から十まで得られますし、自分の起業の目的に合わせて必要なサービスを厳選して紹介してもらえます。

最初に上海で共同創業したときは、事業計画書や開業届の作成を専門家に任せて、自分で会社を立ち上げたときは、ググりながら必要書類の作成を進めました。

Excelに触れるのが好きだったので、損益計算書(PL)は自分で作れましたし、貸借対照表(BS)に関する知識もありました。PL・BSに関する最低限の知識はあったほうがいいかもしれませんが、そこまで多くの知識がなくても起業で成功できるんです。

起業で一番大事なものは「営業力」だと考えています。つまり、起業後に売上をつくるスキルなんです。

ー資金調達で苦労したことはありますか?

自己資金で起業したので、資金調達で苦労したことはありません。というのも、資金調達が必要ないビジネスモデルを選んだからです。

ベンチャーキャピタル(VC)から資金調達されるのが正義みたいな考え方もありますが、それって到達するまでのハードルが高いんです。

若手の起業家が増えましたけど、無理に資金調達をするのではなくて、1回目、2回目の起業なら泥臭くても自分で売上をつくったほうがいいと思います。たとえば、テレアポで1日で100件成約を取って売上をつくる、みたいな計画を立てるんです。

孫正義もイーロン・マスクも、基本的にはスモールビジネスから始めています。1つ会社を成功させたあと、売却してスタートアップするみたいな流れが初めての起業には向いていると思います。

ー起業前に向けた準備で大切なものとは何でしょうか?

共同創業のケースでいうなら、信頼できるメンバーと出会うことです。

私はこれまで共同創業で3回失敗しました。その経験から、「この人じゃないと絶対に駄目だ」と確信できるメンバーが必要であると学びました。

THE スタートアップ型のきれいな資料を作って起業したいのであれば、専門家の支援が必要です。とりあえず会社をつくってスモールビジネスをスタートしたいなら、独学でも起業できます。

テック系のビジネスの場合、Zoomでの商談や資料作成などをパソコン一つあればできます。とりあえず起業したいなら、ITスキルをひらすら学んでおくことです。起業の準備に必要なものがかなり少なくなります。

最近では、WEBサイトをノーコードでつくれるツールもあります。Instagramで飲食店1,000件くらいにDMして、「WEBサイトを1万円でつくりませんか?」という営業を100件成約できれば、月100万円の売上が立ちます。

こんな風に、小さなところから誰でもビジネスを始められるんです。

生成AIの開発だけではなく、活用までのラストワンマイルを埋めたい

活用までのラストワンマイルを埋めたい

ー株式会社デジライズが掲げるミッションをお聞かせください。

デジライズは、「日本の生成AIの普及率を3年以内に8割にする」というミッションを掲げています。

生成AIに関するいくつかのリポートでは、日本の企業における現時点での生成AIの普及率は大体10%前後と言われています。アメリカの場合、フォーチュン500にラインクインしている企業の92%がChatGPTを導入しているので、歴然とした差があるんです。

ChatGPTがリリースされてから一年半くらい経ちますが、私生活で個人的にChatGPTを使用するのは自由だと思います。しかし、法人に関しては、業務のAI化で生産性を向上させるために不可欠なものとなります。

生成AIの普及率8割というゴールの先にあるのは、生産性の向上によって従業員が雑務から解放され、もっと楽しく働けるようになるという付加価値の創出です。残業が少なくなる可能性もありますし、働く人の幸福度が高まります。私たちデジライズは、企業の価値や売上アップに貢献しながら、日本をもっと元気にしていきたいです。

ー日本で生成AIの普及率を高めるために、必要な要素とは何でしょうか?

生成AIを普及させるためのソリューションを考えたとき、「研修」という答えに行き着きました。

日本の企業にAIツールを提供するにあたって、不可欠なものはカスタマーサクセスです。AIツールを開発して提供したあと、それを上手く使いこなせるかどうかという課題まで深く入り込まないと活用まで進みません。

ですから、デジライズは全国を拠点にしながら、そのラストワンマイルに注力しているところです。

生成AIの技術で実現する、より多くの人に届けられる研修

ー御社のサービス「法人リスキリング」を開発した背景を教えてください。

法人リスキリングは、AIツール提供と研修をセットにしたサービスです。

AIを学べる動画コンテンツや実践トレーニング、AIの専門家による実践ワークショップなどが研修コースに含まれていて、アフターフォローまでワンストップで提供しています。

大企業や金融機関では、セキュリティ基準を満たさずChatGPTを使えないケースがあります。弊社の企業向けChatGPT「AI Works」は日本にサーバーを置いているので、高度なセキュリティも満たすことができます。

AIツールの開発・提供に留まらず、AIツールを使いこなすための研修までしっかり行い、なおかつ助成金も利用できるのが法人リスキリングです。

日本政府は5年で1兆円というリスキリングの予算を投じると言われていて、国から国民に対して「学び直すべきだ」というメッセージを発信しています。

この背景には賃上げがあります。かつて日本政府は、企業に平等に補助金を与えていました。しかし、時代とともに方針が変わり、アメリカのように最終的に良い企業だけ残して、限りある財源を適材適所に投資するようになっていきました。そして、「学び直して転職しましょう」という考えになり、それがリスキリングの本質になっているんです。

法人リスキリングで転職を推奨しているわけではないですが、国が補助金を活用しながら、最大75%オフで研修を受けられるのが強みの一つです。

私個人、研修に関する知見とノウハウを持っていましたし、開発チームもいました。ですから、生成AIの普及に貢献するビジネスを始めるうえで、本当に必要だったものは「より多くの人に届けられる研修」だったんです。

ー競争が激しいAIビジネスにおいて、競合優位性はどの要素にあるとお考えでしょうか?

やるなら徹底的に学ぼう

法人リスキリングは「やるなら徹底的に学ぼう」をテーマにしています。

法人リスキリングで提供する研修を大きく分けると、インプットとなる動画で学べるeラーニング、アウトプットとなるワークショップなどがあります。その前後で受講者の動機づけとなるスタートアップMTGも実施します。研修が終わったあとは、「今後、どのようにAIツールを使っていくか」というアフターフォローMTGも行い、会社での活性化施策まで支援するのが一連の流れです。

「社内のグループでシェアできる環境をつくる」「リーダーを決めて率先する」といったコンサルティング要素も含んでいて、お節介のように手厚くサポートするのが法人リスキリングの特徴です。プラスアルファで助成金が出るのも、法人リスキリングで競合差別化を図る要素だと思います。

法人リスキリングの営業に関しては、全国にある代理店と直販店で行なっています。直販はセミナー、広告、私の紹介によるリファラ的な要素で販売していて、営業支援CRMのHubSpotを活用しながらナーチャリングもしています。

AIの会社であっても営業力は絶対必要ですし、結局は地上戦が大事になるんですよね。

若いうちに起業するなら、大人に対して素直であることが大切

ー経営者として会社を成長させるうえで、大切なマインドとは何でしょうか?

それは「素直であること」ですね。

若手の経営者に失敗はつきものですが、大成功して有名になる人も一部います。そのような成功者を見ると、大体バックには色んな能力を持った大人がいるんです。若くして経営者になるのであれば、大人に好かれるために謙虚な姿勢を持つことが大切になってきます。大人の意見をちゃんと聞き、改善していくことが起業の成功につながります。

でも、それには誰かに負けない軸を一つでも持っている必要があります。能力のある大人は、何らかのメリットがなければ若手の経営者と好んで接しません。私の場合、まだまだ未熟ですが、AIを徹底的に勉強して豊富な知識を習得しました。その結果、AIという軸で付き合ってくださる方が沢山います。

ー経営者として活動するにあたって、影響を受けた言葉はありますか?

大手広告代理店を舞台にした「左利きのエレン」という漫画で、「クソみたいな日にいいもんつくるのがプロだ」という言葉が出てきます。二日酔いの朝や体調が悪い日にその言葉を見ると、「よし、頑張ろう!」って気持ちになんです(笑)

クソみたいな日にいいもんつくるのがプロだ

デジライズとは別の私が個人で経営しているTALMOOD(タルムード)という会社があるんですが、ユダヤ教の聖典が社名の由来になっています。ユダヤ系には、ザッカーバーグをはじめとした世界的に有名な資本家の人がいて、宗教自体は教えないんですが、タルムードの教えだけは伝えるという話があります。

タルムードの一文にある、「最悪なことが起こっても、最良のことだと思わなければならない」っていう言葉も好きですね。最悪なことに直面したとき、「いくつかのパラレルワールドのなかでも、ギリギリ一番良かったシナリオである」と捉えるんです。この考え方で、過去のしんどい時期を乗り越えられました。

ー株式会社デジライズとご自身の将来ビジョンをお聞かせください。

デジライズは、補助金のベンダーになるために2023年に急遽設立した会社なんです。現在は、AIツール導入プラス研修をベースとした事業に注力して、最短となる3年後(4期目)の上場を目指しています。

私個人の目標は、会社を株式公開すること、そして世代を代表する起業家となることです。

今、20代で突き抜けている若手の経営者は数名しかいませんが、そこに名前が挙がるくらい経営者としての認知度と実力を身につけたいですね。一緒に働くメンバーからも、「茶圓と働いてよかった、出会えてよかった」と思ってもらえる経営者になりたいです。

キャッシュ・知名度・人脈が揃ったときには、ディープテックの領域に踏み込んでいきたいと考えています。最終的にはイーロン・マスクのように、人類を一歩進めるようなビジネスに挑戦したいです。

今後、多くのことをAIで解決できる世の中になってきますし、やることがエンタメしか残らないかもしれません。ですから、広い視野と柔軟なフットワークで考えていきたいです。

まずは登記すること。そして、誰にもない武器を持つこと

ー起業に向けて必要な心構えを教えてください。

起業の目的は、「自由になってお金もほしい」「社会課題を解決したい」「仲間と会社を大きくしたい」など、人それぞれあります。私はそれぞれの起業を経験してきたんですが、今のスタイルが好きですね。

起業は何かを成し遂げるためにするものであって、楽しいものではないと覚悟を決めなければいけないです。

もしも起業の相談に来る人がいれば、私からその人たち全員に「今すぐ登記しよう!」と伝えます。まずはアクションを起こさないといけないですし、「とりあえず登記してから考える」でいいと思うんです。有名な成功者を見ても、本に書かれたような起業のプロセスを踏むケースってあまりないんですよ。

1社目に働く会社選びも重要になってきます。起業できるスキルを学べる会社を選ぶこと。業務を通じて商品設計からマーケティング、営業、納品を一通り経験できる会社であれば、なおさらいいと思います。今勢いのあるベンチャー企業に入り、将来に向けて沢山人脈をつくるのもありですね。

起業できるスキルを学べる会社を選ぶこと

ー起業を目指している読者に対して、メッセージをお願いします。

経営者って本当に千差万別で、鬼のような経営者もいれば、やさしさの塊のような経営者もいます。経営者になる目的も、大金を得たい、社会課題を解決したいなどバラバラです。
多くの経営者に共通している要素を挙げるとすれば、「野心があり、負けず嫌い」なところです。あとは、キャッシュにこだわる人の方が成功しやすいと思います。自分に足りない能力があったとしても、経営陣にキャッシュにこだわる人、売上を管理する人、組織全体を見守る人がそれぞれいれば問題ないんです。

「誰にも負けないスキル」があれば、100%起業できると断言できます。開発力や営業力などの能力に限らず、人当たりの良さや素直さ、勢い、気合いなど、その手に持つ武器は何でもいいんです。

若手なら、ベテランと差がつかない領域で武器を作るのが有効だと思います。たとえば、SNS・WEBサイト・AIなどの領域は、若手でも戦いやすいフィールドになります。
「自分には武器がない」という人は、これから武器を作れば問題ないです。今、起業するかどうか悩んでいるなら、まず登記すること。そこからすべて動き始めます。

プロフィール

茶園 将裕(ちゃえん まさひろ)プロフィール

GMO AI & Web3株式会社顧問、一般社団法人生成AI活用普及協会評議員を務めながら、2023年に法人向けAI研修、及び企業向けChatGPTを開発する「株式会社デジライズ」を立ち上げ代表取締役に就任。

企業情報
会社名 株式会社デジライズ
所在地 東京都渋谷区神泉町9-1 Daiwa渋谷神泉ビル1F
設立 2023年8月1日
事業内容 AIツール販売
AIデジタル人材育成
AIシステム開発
企業向けAI研修
企業向けChatGPT「AI Works販売」
URL https://lp.digirise.ai/

起業を決意したら「起業の窓口 byGMO」を活用しよう

まとめ

起業には個人事業主としての開業と会社設立の2種類があり、事業形態に合わせて選ぶことが大切です。また、企業のアイデアをまとめたり、事業計画書を作成したりといった起業の流れを把握し、十分な準備を整えるようにしてください。
一度起業すると、資金や従業員の管理、納税など多くの責任を負わなければなりません。過去の成功事例も参考にしながら、自分なりのビジネスを展開できるよう起業アイデアを練ってみましょう。

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