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会社設立・法人化

【記入例付】法人設立届出書の書き方完全ガイド|最速で銀行口座を作るための『控え』活用術

【記入例付】法人設立届出書の書き方完全ガイド|最速で銀行口座を作るための『控え』活用術

「よし、登記が終わった!」と一息ついたのも束の間、次にあなたを待っているのは法務局ではなく「税務署」への書類提出です 。


「定款」「登記」「資本金」……慣れない言葉と格闘してようやく会社が生まれたのに、また難しい専門用語が並ぶ書類を書かなければならない。その面倒な気持ち、痛いほどよくわかります 。しかし、ここで立ち止まってはいけません。


この「法人設立届出書」を正しく提出し、受領印のある「控え」を手に入れることこそが、あなたのビジネスを本格始動させる「銀行口座開設」への最短ルートになるからです 。


この記事では、GMOインターネットグループの起業アドバイザーが、法人設立届出書の書き方を中学生でもわかるように解説します 。さらに、単なる書き方だけでなく、その後の銀行審査をスムーズにパスするための「戦略的な活用法」までを網羅しました。


面倒な事務作業はサクッと終わらせて、あなたが本当にやりたかった「本業」へ一刻も早く飛び込みましょう!

【この記事のまとめ】
  • 法人設立届出書は会社の存在を税務署に知らせる重要書類で、設立日から2ヶ月以内に提出し受領印付きの控えを取得することが、銀行口座開設への最短ルートです。
  • 記入は履歴事項全部証明書や定款の内容を転記するのが基本で、設立年月日・資本金・事業目的・役員などを正確に写せば効率的に完成できます。
  • 青色申告承認申請書などの関連書類はセット提出が重要で、特に控えの保管を徹底し、そのまま法人口座申込へ進むことがスムーズな事業開始につながります。
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そもそも「法人設立届出書」とは?|会社の存在を国に知らせる「出生届」

そもそも「法人設立届出書」とは?|会社の存在を国に知らせる「出生届」

人が生まれると市役所に出生届を出すように、会社が生まれたら税務署に「新しい会社ができました!」と知らせるのが「法人設立届出書」です 。

これを出さないと、国はあなたの会社を「税金を納める対象」として正しく認識できません。それだけでなく、節税に有利な制度が使えなかったり、銀行口座が作れなかったりと、事業運営に大きな支障が生じてしまいます 。

まずは、絶対に押さえておくべき基本ルールを確認しましょう。

法人設立届出書の基本スペック

項目 内容
提出先 本店所在地を管轄する税務署
提出期限 設立日(登記申請日)から2ヶ月以内
提出方法 窓口持参、郵送、またはe-Tax(電子申告)
手数料 無料
必須添付書類 定款の写し、株主名簿(任意)、設立時貸借対照表(任意)など

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

登記が終わって安心していると、2ヶ月という期限はあっという間に過ぎてしまいます 。この届出は、国に対する「自己紹介」のようなもの。遅れると青色申告のメリットが受けられなくなるリスクもあるため、登記完了後すぐに終わらせてしまうのが一番の正解ですよ。

【項目別】法人設立届出書の書き方・記入例|迷ったら「登記簿」を写すだけ!

【項目別】法人設立届出書の書き方・記入例|迷ったら「登記簿」を写すだけ!

届出書を目の前にすると、どの項目に何を書けばいいか迷ってしまうかもしれません。でも安心してください。基本的には、お手元にある「履歴事項全部証明書(登記簿謄本)」と「定款」の内容をそのまま写すだけで完成します 。

主要な項目の書き方を、ステップ別に整理しました。

STEP 1:基本情報の記入

  • 本店所在地: 登記簿に記載された住所を記入します 。GMOオフィスサポートなどのバーチャルオフィスを利用している場合も、登記住所をそのまま記載してください 。
  • 納税地: 通常は本店所在地と同じです 。
  • 商号: 会社名を正確に記入します 。

STEP 2:設立年月日と資本金の記入

  • 設立年月日: 法務局に登記申請を行った日(=登記簿上の設立日)です 。
  • 資本金: 登記した資本金の額を記入します 。資本金はドラクエでいう「冒険の最初の手持ち金」のようなもの 。1円からでも設立可能ですが、後の融資や信頼を考えると、ある程度の金額を積み増しておくのが一般的です 。

STEP 3:事業目的と役員の記入

  • 事業の目的: 定款の第1条付近に書かれている「目的」を簡潔に写します 。定款は「会社のルールブック」なので、ここに書いていない仕事は原則として行えません 。
  • 役員の氏名・住所: 登記簿の「役員に関する事項」を確認しながら記入します 。

忘れがちな「事業年度」の記入

項目名 記入のヒント
事業年度 会社の1年間の区切りです。何月にしても自由ですが、決算作業が忙しくならない月を選ぶのがコツです。
消費税の特例 資本金1,000万円未満などの条件を満たす場合、最大2期にわたり消費税の納税義務が免除される可能性があります。

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

「事業の目的」をすべて写そうとして枠が足りなくなる方がいますが、主な事業を3〜5個程度ピックアップして記入すれば十分です 。書類作成は「100点満点の作文」ではなく「不備のない転記」を目指すのが、最短で終わらせるコツですよ。

セット提出が鉄則!税務署へ出すべき「追加の書類」

法人設立届出書だけを出して満足してはいけません。節税や効率的な運営を考えるなら、以下の書類もセットで提出するのが「賢い起業家」のやり方です 。

1. 青色申告承認申請書(重要度:★★★)

法人が青色申告の承認を受けることで得られる最大のメリットは、 「欠損金(赤字)の繰越控除」です。赤字が出た事業年度から 最長10年間、将来の黒字と相殺できるため、長期的な節税効果が 非常に大きくなります。

これを提出しないと「白色申告」となり、この繰越控除をはじめ 「欠損金の繰戻しによる法人税還付」など、法人ならではの 有利な特典をすべて逃してしまいます。

2. 給与支払事務所等の開設届出書(重要度:★★☆)

自分自身(役員報酬)や従業員に給料を支払う場合に必要です 。

3. 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書(重要度:★★☆)

従業員が10人未満なら、毎月の所得税支払いを年2回にまとめて「事務の手間」を劇的に減らせる魔法の書類です 。

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

これらの書類をバラバラに出すと、その都度税務署とのやり取りが発生し、貴重な時間が奪われます 。GMOの起業アドバイザーは「まとめて一気に」を推奨しています 。面倒なことは最初の一回で終わらせて、スッキリした状態で本業の準備に取り掛かりましょう!

初心者の最大の壁「開始貸借対照表」とは?

届出書の添付書類として求められるのが「設立時(開始)貸借対照表」です。名前は難しそうですが、要は「会社が誕生した瞬間の財布の中身」を報告する書類です 。

設立したばかりで取引がない場合、内容は非常にシンプルです。

【記入例:資本金300万円で設立した場合】

  • 左側(資産の部): 現金 3,000,000円
  • 右側(純資産の部): 資本金 3,000,000円

これだけで成立します 。

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

「会計の知識がないから作れない!」と不安になる必要はありません 。最初は「出したお金(資本金)」と「今持っているお金(現金)」が一致していることを書くだけで良いのです 。こうした「難しそうに見えるけど実はシンプル」な罠にハマって時間を溶かさないよう、気楽に構えてくださいね。

実はここが本番!「届出書の控え」が銀行口座開設を左右する理由

さて、ここからがこの記事で最もお伝えしたい「戦略」の話です。 書類を提出する際、必ず「控え」を用意し、税務署の受領印(またはe-Taxの受信通知)をもらってください。

なぜなら、この「控え」こそが、ネット銀行などの法人口座を開設する際に、あなたの会社が幽霊会社ではなく「実在するビジネス」であることを証明するからです 。

なぜ「控え」が重要なのか?

  1. 実態の証明: 登記簿謄本だけでは「会社という箱」があることしかわかりません。税務署への届出控えがあって初めて、公的に「活動する意思がある」と認められます 。
  2. 口座開設のスピードアップ: 最短即日での法人口座開設を掲げている銀行は書類に不備がないことが大前提です 。正しい届出の控えがあることで、審査が非常にスムーズに進みます 。

【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

多くの起業家が「出しっぱなし」にしてしまい、後で銀行から「控えをください」と言われて慌てて税務署に再発行を依頼し、数週間のロスをしてしまいます 。控えはあなたのビジネスの「信頼の証」 。大切にファイリングして、そのまま口座開設の申込へ進みましょう!

面倒な手続きを「プロとインフラ」に任せるべき理由

ここまで読んで「やっぱり自分には難しそう」「時間がもったいない」と感じたあなた。その感覚は非常に正しく、経営者として優秀な証拠です 。

GMOインターネットグループでは、あなたが本業に100%集中できるよう、以下のワンストップ支援を用意しています。

創業支援のプロ「V-Spirits」との連携

提携する士業グループ「V-Spirits」は、数多くの会社設立を支援してきた「起業家の軍師」です。 手続きの代行だけでなく、新規開業・スタートアップ支援資金などの融資を受けやすい事業計画の作成アドバイスも受けられます。

「GMOオフィスサポート」で自宅住所を非公開に

法人登記には本店所在地が必要です。 GMOオフィスサポートのバーチャルオフィスを活用すれば、法人登記に自宅住所を使わずに済み、プライバシーを守れます。 都心の信頼ある住所を月額数百円〜数千円程度(サービスにより異なる)から利用できるのも、GMOグループならではの強みです。

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【起業の窓口編集部からのワンポイントアドバイス】

手続きはプロに任せて、あなたはあなたの夢に集中してください。それがGMOの起業支援の基本スタンスです 。10時間かけて書類の書き方を調べるより、その10時間でお客様を1人見つける方が、あなたの会社の未来は確実に明るくなりますよ 。

まとめ|明日から取るべき3つのステップ

法人設立届出書は、決して高い壁ではありません。以下の3ステップで、一気に終わらせましょう!

  1. 登記簿謄本と定款を準備する: すべての答えはそこに書いてあります 。
  2. 青色申告申請書とセットで作成する: 最大65万円の控除という「ボーナス」を逃さないようにしましょう 。
  3. 「控え」を死守し、そのまま法人口座開設へ申し込む: これが事業開始の最短ルートです 。

もし、少しでも不安を感じたら、いつでも「起業の窓口 byGMO」を頼ってください。私たちは、挑戦するあなたの隣にいつもいます 。

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記事監修
 起業の窓口 編集部
「起業の窓口」編集部は、GMOインターネットグループが運営する起業支援メディア「起業の窓口」にて、起業家やこれから起業を目指す方々に向けて、有益で信頼性の高い情報を提供する専門チームです。会社設立、資金調達、補助金・助成金、税務・法務、マーケティング、IT活用など、起業にまつわる幅広いテーマを網羅し、実務に役立つノウハウや最新トレンドをわかりやすくお届けしています。

  • ※本記事は、起業の窓口編集部が専門家の監修または独自調査(アンケート)に基づいて制作したものです。
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