Powered by 起業の窓口 byGMO
  1. 起業の窓口TOP
  2. 起業の窓口マガジン
  3. 起業家インタビュー
  4. 【Cafe&Bar Palette 山崎琴乃】秋葉原の元大人気メイドが経営者に!起業を夢物語で終わらせない秘訣とは?

【Cafe&Bar Palette 山崎琴乃】秋葉原の元大人気メイドが経営者に!起業を夢物語で終わらせない秘訣とは?

【Cafe&Bar Palette 山崎琴乃】秋葉原の元大人気メイドが経営者に!起業を夢物語で終わらせない秘訣とは?
INDEX
  1. 山崎琴乃さんの経歴
  2. 秋葉原大手メイド喫茶の大人気メイドから看護師、そして経営者へ。
  3. ー学生時代から経営者になるまでの道のりをお聞かせください。
  4. ー起業を決意されたきっかけを教えてください。
  5. 誰でも気軽に一日店長ができる「Cafe&Bar Palette」を創業。
  6. ー現在経営されている店舗のビジネスモデルについてお聞かせください。
  7. 知識ゼロから始めた起業の準備は体力勝負だった!?
  8. ー起業の準備で苦労したことをお聞かせください。
  9. ー無料で一日店長さんを迎え入れる経営スタイルで、どのように利益を生み出していこうと考えましたか?
  10. ー創業時の集客は特に苦労すると思います。どのように集客の課題を解決しましたか?
  11. ーSNSでの情報拡散以外にも、集客施策は行いましたか?
  12. 見切り発車でもまずは行動すること。肉は後からついてくる!
  13. ー起業までの大変なハードルを乗り越えられた要因をお聞かせください。
  14. ーご自身のこれまでの経験が経営に役立った場面はありますか?
  15. 店舗側だけではなく、一日店長さんもお客様もみんなでWin-Winになれる!
  16. ー利益を生み出しながら、利用者に喜んでもらえるようにどのような工夫をしていますか?
  17. ーライバル店が複数あるなかで、一日店長さんに選ばれているサービスの魅力とは何でしょうか?
  18. ーファンとの絆を深めるサポートをするために、どのようなアイデアを提供していますか?
  19. ー満足度の高い店舗づくりのため、スタッフの教育で心がけていることはありますか?
  20. アグレッシブであり、優しさも備えた経営者を目指したい。
  21. ー将来的にどのような経営者になりたいとお考えでしょうか。
  22. ー将来のビジョンについてお聞かせください。
  23. こんな私でも経営者になれた!誰でも起業に挑戦できる時代になっている。
  24. ー起業を目指す上で大切なマインドとは何でしょうか?
  25. ー起業を目指している読者に対して、メッセージをお願いします。
  26. プロフィール
  27. 起業を決意したら「起業の窓口 byGMO」を活用しよう

アイドルやインフルエンサーなどのクリエイターを一日店長としてカフェ&バーに迎え入れ、イベントの運営を通じてファンとの交流を支援する「Cafe&Bar Palette」の経営者、山崎琴乃さん。

秋葉原の大手メイド喫茶で大人気のメイドだった山崎さんは、メイド喫茶を退職後、大学病院に看護師として就職。看護師時代、自身が企画したイベントでファンとの交流を続けているなかで、「同じようにファンとの絆を深めたいクリエイターの活動をイベントの運営で支援したい」という想いが芽生え、起業家としての一歩を踏み出しました。

知識がほとんどない状態からスタートした山崎さんが、自身のやりたいことでひとつのビジネスの形を創り、今や3店舗を運営する経営者になったストーリーをお伺いしました。

山崎琴乃さんの経歴

  • 2014年:高等学校卒業
  • 2019年:大学看護部卒業
  • 2016年10月:秋葉原の某大手メイド喫茶にメイドとして勤務開始
  • 2018年1月:上記メイド喫茶で、400名のうち、上位20名程度しか就けない役職「プレミアムメイド」に就く
  • 2019年1月:メイド喫茶を退職
  • 2019年4月:都内の医科大学病院へ入社(正看護師)
  • 2019年7月:関東の地域密着型病院へ転職(正看護師)
  • 2021年11月6日:「Cafe&Bar Palette」を文京区湯島にて創業
  • 2022年9月25日:系列店「EventBar Pulyum」を豊島区北大塚にオープン
  • 2023年1月7日:音楽フェスイベント「PaletteFes」を主催(動員170名)
  • 2023年8月11日:系列店「EventCafe Plink」を文京区湯島にオープン
  • 2023年12月:撮影スタジオを開業予定(準備中)

秋葉原大手メイド喫茶の大人気メイドから看護師、そして経営者へ。

ー学生時代から経営者になるまでの道のりをお聞かせください。

2016年10月、大学の看護学部に通いながら、秋葉原の某大手メイド喫茶でアルバイトを始めました。

人気商売のお店なんですが、成績が認められたことで、2018年1月にプレミアムメイドという役職をいただきました。プレミアムメイドは、400名いるメイドのうち、上位20名程度しか就けない役職です。メイドのお仕事は本当に楽しくて、半分は趣味として働いていました。

メイド時代に「将来、経営者になりたい!」と考えることはなかったんですけど、有名なメイド喫茶でしっかり実績を残せたことが、起業を目指す上で大きな自信となりました。

ー起業を決意されたきっかけを教えてください。

起業を決意したのはメイド時代ではなくて、その後の看護師時代になります。2019年1月、大学卒業に合わせてメイド喫茶を辞めて、大学病院に看護師として約2年間勤めました。

メイド喫茶を辞めたことで、一度はファンの方と交流する機会が失われてしまいました。それでも、看護師になってから自分でイベントを企画したことで、ファンの方と再開することができました。ファンの方と再び交流したことで、「メイドを辞めてからも、ずっと応援してくれているんだ」という尊い想いが募ったんです。メイドやアイドルとファンの繋がりって、「大切」という言葉では収まりきれないくらい、本当にあたたかいものなんです!

イベントは何回か企画しましたが、ファンの方々の反応が想像以上に良くて、「私でもイベントの運営者としてやっていけるかもしれない」と考えるようになったのが、起業に関心を持ち始めたきっかけです。

看護師を辞める2ヶ月前くらいから、起業に向けた準備を本格的に始めました。そして、2021年10月末に大学病院を辞めて、文京区湯島にて2021年11月6日に「Cafe&Bar Palette」を創業しました。

秋葉原大手メイド喫茶の大人気メイドから看護師、そして経営者へ。

誰でも気軽に一日店長ができる「Cafe&Bar Palette」を創業。

ー現在経営されている店舗のビジネスモデルについてお聞かせください。

私は今、誰でも気軽に一日店長ができるカフェ&バーをコンセプトに掲げた、「Cafe&Bar Palette」「Event Bar Pulyum」「EventCafe Plink」という3店舗を経営しています。

私が経験したように、ファンとの絆を大切にしていきたいクリエイターさんをサポートしていきたいと思い、アイドルやタレント、インフルエンサーなどのクリエイターさんを一日店長に無料で迎え入れて、ファンの方と交流していただく経営スタイルを選びました。私たち店舗側は、イベントの企画・運営、バックヤード業務などで一日店長さんの活動をサポートして、フード&ドリンクの売上のマージンをいただくことで経営を成り立たせています。

飲食店という括りではありますが、場所貸しやイベントの企画・運営という要素が強いビジネス形態ですね!

1店舗目の「Cafe&Bar Palette」を2021年11月に創業したあと、2022年9月に「Event Bar Pulyum」、2023年8月に「EventCafe Plink」という同じスタイルの系列店をオープンしました。現在は、合計8名のスタッフと私で3店舗を運営しており、少しづつではありますが、事業を成長させることが出来ています。

知識ゼロから始めた起業の準備は体力勝負だった!?

ー起業の準備で苦労したことをお聞かせください。

看護師時代は起業に関する知識がほとんどなかったので、必要な知識を一人で学びながら事業計画書を作りました。地道に勉強して入念に作り込んだかいもあって、資金調達に関しては日本政策金融公庫の最初の面談でスムーズに満額融資を得ることができました!

起業の準備期間の確保については、看護師の夜勤の前後で仕入れや契約などを進めたので相当な体力を使いましたね。

店舗の運営に関しては、競合となるメイド喫茶や場所貸し・イベントサービス事業者などを徹底的に調査して、自店舗に必要な要素を整理しました。今は便利な会計アプリが沢山あるのでそれも活用しましたね。当時を振り返ってみると、体力さえあればそんなに苦労しなかったんじゃないかなと思います。

ー無料で一日店長さんを迎え入れる経営スタイルで、どのように利益を生み出していこうと考えましたか?

創業時の集客をどうしようか考えましたが、まずは沢山のファンを抱えている友人を一日店長としてお迎えしようと決めました。

当時、私の周りにはメイドを辞めてからもファンが応援していたり、アイドルになって活動したりしている友人が沢山いました。そこで、すでにファンを抱えている友達を一日店長としてブッキングすれば、集客とブランディングに関する知識がなくても「自然とお客様が集まって、経営が成り立つだろう」と考えたんです。一日店長さんの予約が入っていない日に関しては、営業をしないときっぱり決めて、仕入れにかかるコストや人件費を節約することにしました。

最初の店舗の「Cafe&Bar Palette」をはじめ、現在経営している合計3店舗はあらゆるコストを抑えながらも、利益を生み出せるビジネスモデルになっています。

知識ゼロから始めた起業の準備は体力勝負だった!?

ー創業時の集客は特に苦労すると思います。どのように集客の課題を解決しましたか?

「Cafe&Bar Palette」は、初期費用を抑えるために人通りの少ない家賃の安い場所に小規模な店舗を構えました。立地で有利な環境ではなくても、影響力のある友人の一日店長さんをお迎えすることで、集客が成り立つと考えたからです。また、当時は私自身にもファンの方がいたので、はじめは「一日店長」さんをお迎え出来なくても経営が成り立つように、私自身もお店で何度もイベント営業を行おうと思っていたので、自身で集客できるお客様の数と、見込める売上も考慮してギリギリ赤字にならないようなテナントを選びました。

普通の飲食店の場合、広告媒体にお金をかけて集客施策を行いますよね。でも、このビジネスモデルなら、クリエイターさんが自身のSNSアカウントを使って宣伝してくださるので、どんどん口コミが広がっていきます。宣伝費をかけずに情報が拡散されていくので、コストパフォーマンスに優れた集客方法だと思っています!

ーSNSでの情報拡散以外にも、集客施策は行いましたか?

最初こそ、友人を一日店長にお迎えして経営を成り立たせることを考えていましたが、内輪だけで終わってはいけないという気持ちがあり、SNS運用やSEO対策を外注して集客力アップを試みました。

「一日店長」というキーワードで検索結果1位を取るためのSEO対策をしていただき、友人の紹介とSEOの両方で流入経路を確保した形です。意外にも、一番最初の一日店長さんが検索から流入した方でした!Webサイトの制作も、身近に制作できる人がいたので、私自身のこだわりをかなり強く取り入れながら綺麗に作りこんでもらいました。コンセプトカフェ業界全体を通して言え込んでることですが、Webサイトが作り込まれている店舗ってあまりなかったんです。

検索からの流入が徐々に増えていったことで、SNSでの口コミも広まり、自然と情報が拡散されるようになりました。今では「一日店長をやってみたいです」というお問い合わせが多くあり、こちら側から一日店長さんを指名する機会はほとんどありません。

私たちのように新規参入で実績のないサービスの場合、外部に協力してもらいブランディングに力を入れることが大事だなと思いました。

見切り発車でもまずは行動すること。肉は後からついてくる!

ー起業までの大変なハードルを乗り越えられた要因をお聞かせください。

私が起業において大事だと思うことは、その分野における経験を自身が持っていること、そして見切り発車でもいいから行動に移すことです。「なんとなく起業したい」と考える人は沢山いますが、起業して何をやりたいか、どの分野で挑戦したいかを先に考えることが重要です。

業界・業種問わず、その分野の経験がないとアイデアからビジネスを広げていくイメージがわかないですし、具体的な戦略も立てられないと思います。「◯◯をしたいから起業する」という固い決意をしてからは、とにかく行動に移すことが大事です。そして、何かわからないことがあれば、すぐにメモを取ったり調べたりして知識の肉づけをしていきます。その積み重ねによって、何か問題に直面したときにスムーズに解決できる力が身につきます。

「走り出してから肉はついてくる」というマインドが、起業を目指す私の背中を押してくれました。

ーご自身のこれまでの経験が経営に役立った場面はありますか?

メイドや看護師時代に得た経験は、経営のさまざまな場面で活かせています。私は主催のイベントで多くの経験を積んできましたから「クリエイターさんが何を望んでいるのか」「その活動でファンの方とどのような距離感を保ちたいのか」を汲み取る能力には自信があります。何も知らない人にイベントのことを相談するより、経験のある人に相談する方がクリエイターさんは安心できると思っています。

現在、3つの店舗で合計8名のスタッフを雇っています。事務作業系のスタッフ2名以外は、同じメイド喫茶で働いていた後輩や何らかの形でファンと交流をしてきたスタッフが働いています。私だけではなく、スタッフもファンビジネスの経験を積んだ子を採用しているのは強いこだわりですね!

私たちだからこそ、一日店長さんに信頼と安心を与えられますし、ファンの満足度の高いイベントを創り上げることができると考えています。

店舗側だけではなく、一日店長さんもお客様もみんなでWin-Winになれる!

ー利益を生み出しながら、利用者に喜んでもらえるようにどのような工夫をしていますか?

現在の経営スタイルは、私たち店舗側だけではなく、一日店長さんと来てくださるお客様にも多くのメリットがあります。

「Cafe&Bar Palette」をはじめとする各店舗では、一日店長さんが場所代をかけずにイベントを開催できます。飲食代の50%、物販売上の100%を一日店長さんに還元するシステムになっています。売上に応じてマージンの割合が高くなる同業の店舗もありますが、私たちの店舗ではマージンの割合を固定していますし、利用料金やノルマもかかりません。一日店長さんが金銭的に損をすることがありませんし、プレッシャーを感じることなく気軽に利用できるのは魅力的だと思いますね。もちろん店舗側としては、一日店長さんの集客次第では全く利益が出ない報酬設定だとは思いますが、それでも「誰でも気軽にイベントができる」ということを大切にしたかったので、赤字覚悟でこのような設定にしました。

一日店長さんのファンの方にもメリットがあります。例えば、普段ステージでパフォーマンスをしているアイドルさんの場合、ファンとの交流がチェキを撮る時間に限られることが多いです。「Cafe&Bar Palette」の経営スタイルなら、アイドルさんとファンの方の距離がかなり近くなりますし、いっぱいお話しをする機会ができます。ファンの満足度が高いイベントを開催できるのは大きなメリットです。

ーライバル店が複数あるなかで、一日店長さんに選ばれているサービスの魅力とは何でしょうか?

私が大切にしていることであり、一日店長さんからもよく褒めていただけるのが「誠実さ」です。例えば、会計の際にバックの明細を細かく記載してお渡しする、些細なミスでも秒で対応するといった行動ですね。一日店長さんにリピートしていただくために一番大事なことは、信頼関係の構築だと思っています。

私をはじめ、店舗のスタッフにはファンビジネスを経験してきたコミュニケーション能力が高い子がいますし、1日店長さんと友だちのように仲良くなって信頼関係を築くことも多いです。もちろん、適度な距離を保ってお付き合いしていきます。

ライバル店が複数あるなかで、一日店長さんに選ばれているサービスの魅力とは何でしょうか?

ーファンとの絆を深めるサポートをするために、どのようなアイデアを提供していますか?

各店舗では、誕生日や記念日イベントなどが日替わりで開催されているので、一日店長さんにとってもファンの方にとっても、毎日が特別な一日になります。

そんな特別な日に限定性のあるメニューがあると、お客様も注文したくなりますよね!ですから、「オリジナルメニューを作ってみませんか?」というご提案を積極的にしています。例えば、オリジナルメニューに何らかのグッズなどの付加価値を付けることで売上アップに期待できますし、オリジナルメニューの材料を多めに仕入れておくことで、無駄な材料の仕入れにかかるコストをカットできます。

一日店長さんに着ていただくための衣装も系列店で合わせて15種類以上ご用意しています。シーズンごとに新たなラインナップを追加することで、「違う衣装を見てみたい!」と思ったお客様のリピートに繋がりますし、とにかくファンの方を飽きさせないようなアイデアが大切なんです。

ー満足度の高い店舗づくりのため、スタッフの教育で心がけていることはありますか?

小規模な店舗だからこそ、仲間のちょっとした変化に気づけますし、スタッフ一人ひとりの言葉に耳を傾けてきめ細やかなフォローができます。一緒に現場で働いている人同士でしか見えない良いこと、悪いことってありますよね。それを誤魔化せるような環境にはしたくないですし、スタッフ同士で思うことがあれば、私を通して伝えるようにしています。

私自身、忘れっぽい性格なので、これまで周りの沢山の方に支えられながら生きてきました。ですから、自分にも甘く、他人にも甘くという精神があります。スタッフがミスをしても「大丈夫だよ!平気!平気!」というポジティブな姿勢で声をかけて、あまり怒らないようにしていますね。

経営者として、一緒について来てくれる仲間をとにかく大切にしていきたいです。仲間に対する感謝は、言葉でも態度でも伝えますし、人件費だけは削らないという信念があるのでお金という形でも還元していきたいです。そんな志を持った頼れるリーダーでありたいですし、日頃の業務やサービスの提供に情熱を注ぎやすい環境づくりを頑張っています。

スタッフから「やりがいのある仕事」だと言われたときは、本当に嬉しかったですね!

満足度の高い店舗づくりのため、スタッフの教育で心がけていることはありますか?

アグレッシブであり、優しさも備えた経営者を目指したい。

ー将来的にどのような経営者になりたいとお考えでしょうか。

私が目指している理想の経営者の姿は、何でもアグレッシブに挑戦できる経営者、そして優しい経営者です。

常に積極的に挑戦し続ける姿勢でありながらも、サービスを利用してくださる一日店長さんや一緒に働いてくれるスタッフにとって、優しい経営者であり続けたいと強く思っています。

私は文化祭のように、みんなで協力して何かを創り上げることが好きなんです。現在のメンバーはみんな仲がとても良くて、「何でもみんなで挑戦しよう!」という強い仲間意識が芽生えています。何かを創り上げる喜びをメンバー全員で共感できる環境を築き、それを守っていけるリーダーでありたいですね!

ー将来のビジョンについてお聞かせください。

現在のビジネスモデルは、かなり伸びしろがあると感じています。例えば、オリジナルグッズの販売を提案するだけではなく、店舗側でグッズ制作を代行することでイベントの単価アップに繋げることができます。

他にも、一日店長さんの予約がない日に、今流行りの推し活ができるカフェを営業するなどのアイデアがあります。ファンビジネスが無くなることはしばらく考えられませんし、収益化に関して無限の可能性を秘めているんです。

将来的には、インフルエンサービジネスの展開も視野に入れています。一日店長さんとして来てくださるクリエイターさんと繋がれているので、インフルエンサービジネスを横展開するときにアドバンテージになると考えています。

事業の拡大を目指してはいますが、どれだけ事業規模が大きくなっても無機質なサービスには絶対にしたくないです。一人ひとりに寄り添ったサービスを提供し続けられる組織を理想としていますから。一緒にお仕事をする一日店長さんが幸せな気持ちになれるような、信頼できるあたたかいサービスを提供し続けていきたいですね。

みんなにとっての幸せが、私にとっての幸せなんです!

こんな私でも経営者になれた!誰でも起業に挑戦できる時代になっている。

ー起業を目指す上で大切なマインドとは何でしょうか?

私が起業を目指す上で大切にしてきたマインドは、「すぐ行動する」「経験する」「わからないことはすぐに調べる」「かもしれない運転」という4つの要素です。「かもしれない運転」というのはリスクヘッジのことですね!

何かをやりたいと思ったとき、すぐに行動に移すことは大事ですが、「ここで何か問題が起こるかもしれない、何かを失うかもしれない」という予測も忘れてはいけないんです。私は元々ネガティブな人間で、すごく心配性だったので、常に「かもしれない運転」をしてきたことでトラブルを回避することができました。

当時、起業に関する知識が全くなかった私は、行動力と勇気を持って大きな一歩を踏み出しました。そして、何か問題に直面したときにはすぐに調べるという対処を積み重ねてきたことで、ひとつのビジネスの形を創ることができたんです。

起業を目指す上で大切なマインドとは何でしょうか?

ー起業を目指している読者に対して、メッセージをお願いします。

成功しても失敗しても、ひとつのビジネスを創り上げることで「やればできる!」という大きな達成感を得られます。何もないところから知識を少しずつ拾い集めてビジネスを創り上げる。この流れを経験することで、何かを成し遂げたい場面で逆算して答えを導き出せるようになります。

今の時代、女性だから理解できること、女性だから経験を積みやすいことも沢山あると思います。私がやっているアイドルビジネスやファンビジネスだけではなく、化粧品や美容などのビジネスなら女性の目線で強みを見つけやすいですからね。膨大なユーザー数を誇るSNSがある今なら、情報の発信力と拡散力をビジネスに活かすこともできますし、男女問わず、起業しやすい時代になっていると思います。

「人間は行動すれば、何でもできる!」というマインドを持っていれば、誰だって起業を夢物語で終わらせることがなくなるんです。

プロフィール

山崎 琴乃(やまざき ことの)プロフィール

2016年10月より秋葉原の某大手メイド喫茶にて勤務開始。400名のうち、上位20名程度しか就けない役職「プレミアムメイド」に就任。2019年に大学看護学部を卒業を期に、メイド喫茶を退職。ファンとの交流から、イベント運営者として起業の道へ進む。2021年に「Cafe&Bar Palette」を創業。

企業情報
店舗名 Cafe&Bar Palette
所在地 東京都文京区湯島3-39-7 湯島STビル3階
創業 2021年
事業内容 飲食・イベント事業
URL https://bar-palette.jp/
Xアカウント @CafeBar_Palette

起業を決意したら「起業の窓口 byGMO」を活用しよう

まとめ

起業には個人事業主としての開業と会社設立の2種類があり、事業形態に合わせて選ぶことが大切です。また、企業のアイデアをまとめたり、事業計画書を作成したりといった起業の流れを把握し、十分な準備を整えるようにしてください。
一度起業すると、資金や従業員の管理、納税など多くの責任を負わなければなりません。過去の成功事例も参考にしながら、自分なりのビジネスを展開できるよう起業アイデアを練ってみましょう。

いざ起業を決意したら、「起業の窓口」をご活用ください。

起業の窓口では、GMOインターネットグループが展開するサービスを中心に、開業・登記支援、銀行口座開設、バーチャルオフィス、ドメイン取得、レンタルサーバー、電子契約、EC(ネットショップ)開設など、厳選されたサービスをお得な特典付きでご利用いただけます。

スタートアップ企業の創業、個人事業主の開業、フリーランスとしての独立、会社員の副業はもちろんのこと、既にビジネスを開始されている企業の窓口としてもご活用ください。
まずは無料会員登録をして、起業に必要な情報を集めてこれからの起業を成功させましょう。ぜひご活用ください。

起業の窓口に無料会員登録する

起業をサポート!
無料会員登録で特典GET!

起業をサポート!無料会員登録で特典GET!

起業を夢見るあなたへ、自分のビジネスを実現するための支援サイトが登場!

ビジネスの立ち上げや拡大に役立つサービスを厳選してご提供します。
さらに、起業の窓口経由で申し込むと、お得な特典が受けられます!

今すぐ無料登録して、夢を実現しましょう!

起業の窓口に無料会員登録する

30秒で簡単登録

厳選サービスを特典付きでご紹介

「起業の窓口 byGMO」はGMOインターネットグループ株式会社(東証プライム上場)が運営しています。